模様替えする場合、壁下地まで撤去すれば壁の耐震補強、床を張り替える場合は床剛性を高める補強します。腐朽・劣化部分がある場合は全て補修・交換を行います。また、断熱性能を高めるのであれば同時にすればコストを削減できます。

収納の増設やＬＤＫの配置替えなどの間取りを変えるときは、壁のバランスを考えるチャンスですので、弱いところに壁を増やすことができます。

地震に安全な家に耐震改修をするお客様はリフォームも一緒に検討してみて下さい。
耐震性能を上げるには壁を増やす方法が一般的です。重複する解体や復旧にかかる費用が削減できます。

永く住み続けると家族構成が変わったり、生活スタイルが変わったり、リフォームの必要性が出てくることが
あります。このようなときは、耐震補強を一緒に考えておこなうと効率的です。

水廻りは腐朽・劣化部分が一番心配される場所です。痛んだ所は全て直すようにしましょう。

キッチンのリフォームはキッチンセットを交換したり、ダイニングと一緒にリフォームが行われたりします。ほとんどの場合、壁や床、天井などの工事が必要になるため、レイアウトを検討する際に壁を新たにつくるなど、耐震性を高める工事ができます。

浴室リフォームは内装や設備を新しくするためにユニットバスにやりかえる場合は壁の補強ができます。また、浴室の廻りは湿気が多く、土台や柱などが腐りやすいところなので取り替えが必要な部材は全て取替えましょう。

トイレのリフォームは、和式から洋式に替えたり、広くしたり、段差をなくしたり、手摺を取り付けるなどあります。窓の大きさや位置を工夫して壁に筋かいを入れることで補強ができます。

外壁のひび割れや浮き、劣化した部分は補修しましょう。
特にひび割れは、雨がしみこんでいくと柱や土台が腐り、老朽化を早めます。また、壁の中でカビが発生し健康面でも良くないので
　　　　　　　　　　　　　　　　　　きちんと直しましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　外壁の塗装が劣化している場合は、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　外からの耐震補強も同時にすることで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　コストが削減できます。

重い屋根の場合は、軽量瓦やカラーベスト葺き、金属鋼板などの
軽い屋根葺き材に葺き替えることで耐震性が高まります。さらに屋根下地や小屋組（屋根裏）の補強も検討してみましょう。

屋根のリフォームは、コストがかかるので屋根が痛んでいたり、雨漏りがある場合に軽量化するとよいです。